庭のチョウ 身近なチョウを楽しもう

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庭でよく見られるチョウ

 このページでは、もっともよく観察できるチョウを紹介します。
 日本には、約240種類のチョウが生息していますが、庭で観察できるチョウは平均で20種類程度です。

 チョウの種類は地域によってやや異なり、ここで紹介している種類は、本州・四国・九州でよく見られるチョウが中心です。
 北海道ではやや異なり、沖縄では身近なチョウがかなり異なります。

 庭のチョウ類調査では、ここに紹介した以外のチョウが観察されることも多いでしょう。その際には、チョウの種名を図鑑等でお調べください。

 下記の図鑑を特にお勧めします。

 日本チョウ類保全協会編 「フィールドガイド日本のチョウ(誠文堂新光社)」 定価1,800円(税抜き)
   日本で見られるほぼすべてのチョウ、263種を解説。
   初心者にもわかりやすいように検索表が充実

アゲハ
【識別】キアゲハと類似するが、①が黒い線状となる
【分布】北・本・四・九・南
【時期】4~10月(多化性)
【食草】サンショウやカラタチなどのミカン類各種
【生息環境】人家や農地周辺、伐採地などのミカン類やサンショウが生える場所
【庭に呼ぶために】ミカン類を明るい場所に植えると発生する
キアゲハ
【識別】アゲハで示した点の他、地色はアゲハより黄色みが強い
【分布】北・本・四・九
【時期】4~10月(多化性)
【食草】セリ、ミツバ、ニンジン、パセリほか
【生息環境】平地~山地の明るい草原や湿地、樹林脇の草地
【庭に呼ぶために】パセリやニンジンなどを明るい場所に植えると発生する
クロアゲハ
【識別】全体が黒色で、オスは後翅表の①に白い斑紋
【分布】本・四・九・南
【時期】4~10月(多化性)
【食草】ミカン類、ユズ、カラタチ、キンカンなど
【生息環境】人家、公園、森林などの樹林地やその周辺
【庭に呼ぶために】 産卵には樹木が茂ったやや暗い環境を好むため、庭木を多く植える

カラスアゲハ
【識別】表が青緑色に輝く。類似種にミヤマカラスアゲハがいる
【分布】北・本・四・九
【時期】4~9月(多化性)
【食草】サンショウ、カラスザンショウ、コクサギなど
【生息環境】人家、公園、森林などの樹林地やその周辺
【庭に呼ぶために】樹木が茂った環境を好むため、食草の他、庭木を多く植える

ナガサキアゲハ
【識別】オスは全体が黒色、メスは後翅を中心に白い斑紋。裏面基部の赤斑①が特徴
【分布】本・四・九・南
【時期】5~9月(多化性)
【食草】ナツミカン、ユズ、カラタチなどのミカン類
【生息環境】農地、人家などのミカン類の植栽場所
【庭に呼ぶために】栽培ミカン類を好み、植えると発生しやすい

モンキアゲハ
【識別】全体が黒色で、後翅中央に大きな白斑が
あるのが特徴
【分布】本・四・九・南
【時期】5~9月(多化性)
【食草】カラスザンショウ、ハマセンダン、栽培ミカン類
【生息環境】農地、森林などの樹林周囲やミカン類の植栽地
【庭に呼ぶために】カラスザンショウを好み、植えると発生しやすい

ジャコウアゲハ
【識別】細長いシルエット。オナガアゲハに類似するが、体の側面が赤色
【分布】本・四・九・南
【時期】4~9月(多化性)
【食草】ウマノスズクサ、オオバウマノスズクサなど
【生息環境】河川堤防や農地周辺の草地や森林の林縁部など
【庭に呼ぶために】食草を植えると、飛来して発生することが多い
アオスジアゲハ
【識別】翅の中央の水色の帯が特徴。類似種のミカドアゲハはこの帯の外側に斑点が並ぶ
【分布】本・四・九・南
【時期】5~10月(多化性)
【食草】クスノキ、タブノキ、ゲッケイジュなど
【生息環境】都市の街路樹や公園、森林などの樹林周囲
【庭に呼ぶために】クスノキを植栽し、定期的に剪定する
モンシロチョウ
【識別】スジグロシロチョウなどと類似するが翅脈が黒くならない
【分布】北・本・四・九・南
【時期】3~11月(多化性)
【食草】キャベツ、アブラナ類、イヌガラシなど
【生息環境】キャベツ畑や都市部の公園、人家周辺など
【庭に呼ぶために】キャベツやハボタンなどの食草を植えると容易に発生する
スジグロシロチョウ
【識別】モンシロチョウとは特に翅脈①の黒色で区別しやすい
【分布】北・本・四・九
【時期】4~10月(多化性)
【食草】イヌガラシ、タネツケバナ、アブラナ類
【生息環境】平地の都市部の公園から山地までの森林
【庭に呼ぶために】樹林環境を好むため、庭木を多く植え、食草を植える
モンキチョウ
【識別】表は黒い縁取りと黒い斑点があり、裏は2つの斑点①が目立つ
【分布】北・本・四・九・南
【時期】3~11月(多化性)
【食草】シロツメクサ、レンゲソウなど
【生息環境】都市部、農地、河川周囲のやや広い草地
【庭に呼ぶために】明るい場所に生えるシロツメクサやレンゲソウを除草せず残す
ツマキチョウ
【識別】前翅がカギ状に尖り①、黒い斑点、裏は雲状の模様
【分布】北・本・四・九
【時期】4~5月(年1化)
【食草】イヌガラシ、ショカッサイ、セイヨウカラシナなどのアブラナ類
【生息環境】森林、農地、都市部の樹林周囲の草地
【庭に呼ぶために】樹林環境を好むため、庭木とともに食草を植える
キタキチョウ
【識別】全体が黄色で、表は黒い縁取り、裏はぼやけた黒点がある
【分布】本・四・九・南
【時期】3~11月(多化性)
【食草】ハギ類、ネムノキ、ギンヨウアカシアなど
【生息環境】都市、農地、森林などの樹林周辺。庭のしげみで成虫が越冬することも多い
【庭に呼ぶために】食草を植えると発生しやすい
ベニシジミ
【識別】橙色の斑紋が特徴。夏型は表の橙色①が狭くなる
【分布】北・本・四・九
【時期】3月下旬~11月(多化性)
【食草】スイバ、ギシギシなど
【生息環境】農地や公園などの明るい草地
【庭に呼ぶために】明るい草地を好むため残し、スイバやギシギシは雑草の代表だが年数回の刈り取りで対応
ヤマトシジミ
【識別】オスの表は白味を帯びた青色だが、メスは黒色部が広い。裏面の黒点列①は明瞭
【分布】本・四・九・南
【時期】4~11月(多化性)
【食草】カタバミ
【生息環境】人家や都市、公園、農地などの道端や草地
【庭に呼ぶために】通路の脇などの明るい場所に生えるカタバミを間引き程度にして残す
ツバメシジミ
【識別】尾状突起①があり、裏面に橙色の斑紋がある
【分布】北・本・四・九
【時期】4~10月(多化性)
【食草】シロツメクサ、ハギ類、レンゲソウなどの各種マメ科
【生息環境】公園や農地、河川堤防周辺などの明るい草地
【庭に呼ぶために】草地を広めにし、シロツメクサやレンゲソウを除草せず残す
ルリシジミ
【識別】オスは表のルリ色が特徴。類似した種とは、裏面の模様で識別
【分布】北・本・四・九
【時期】3月下旬~10月(多化性)
【食草】ヤマハギ、フジ、クララ、イタドリなど
【生息環境】都市の公園、農地周辺から山地の森林まで幅広い
【庭に呼ぶために】ハギ類やフジなどを植えると発生しやすい
ウラナミシジミ
【識別】裏は波状の模様。尾状突起はやや長い
【分布】北・本・四・九・南
【時期】7~11月。暖地で越冬し、世代を繰り返しながら北上する
【食草】エンドウ、インゲンなどの栽培マメ類やヤマハギ、クズなど
【生息環境】農地、公園、都市など各地
【庭に呼ぶために】食草を植えると発生しやすい
ムラサキシジミ
【識別】表の青紫色と、裏の不明瞭な斑紋が特徴。類似のムラサキツバメは尾状突起がある
【分布】本・四・九・南
【時期】4~11月(多化性)
【食草】アラカシ、コナラ、クヌギなど
【生息環境】森林、公園、人家周辺
【庭に呼ぶために】生垣にアラカシを使用すると新葉を利用して発生することが多い
ウラギンシジミ
【識別】裏は一面銀色。表は、オスに赤橙色、メスに白色の斑紋がある
【分布】本・四・九・南
【時期】4~11月(多化性)
【食草】クズ、フジ、
ハリエンジュなど
【生息環境】樹林地や樹林の多い公園や人家など
【庭に呼ぶために】柿の実があると秋に成虫がよく集まり、常緑樹の植え込みで成虫越冬する
キタテハ
【識別】表がオレンジ色で黒い斑点があり、裏側は茶色の特徴的な斑紋
【分布】本・四・九
【時期】3~11月(多化性)
【食草】カナムグラ、カラハナソウなど
【生息環境】公園や農地、河川堤防などの明るい草地
【庭に呼ぶために】秋の花壇や柿の実に吸蜜に来る。カナムグラは繁殖力が強く庭には不適
ルリタテハ
【識別】表のルリ色の帯が特徴
【分布】北・本・四・九・南
【時期】4,6,8,10月頃(多化性)
【食草】サルトリイバラ、ホトトギス、ヤマユリなど
【生息環境】都市の公園や雑木林などの樹林周囲
【庭に呼ぶために】ホトトギスを庭木の脇のやや暗い場所に植えると発生しやすい。カキの実にもよく集まる
アカタテハ
【識別】表の赤色の模様が特徴。ヒメアカタテハと比べ、赤色の部分が少ない
【分布】北・本・四・九・南
【時期】4~10月(多化性)
【食草】カラムシ、イラクサなど
【生息環境】公園や農地、河川堤防などの明るい草地
【庭に呼ぶために】カラムシを植えるとともに、花壇を充実させると吸蜜に来る
ヒメアカタテハ
【識別】表の赤色は桃色を帯びる。裏の地色はアカタテハより明るい
【分布】北・本・四・九・南
【時期】4~10月(多化性)
【食草】ハハコグサ、ヨモギなど
【生息環境】公園や農地、河川堤防などの明るい草地
【庭に呼ぶために】ヨモギは年に数回刈りこみ、ハハコグサは除草せず残すとしばしば発生する
コミスジ
【識別】表は黒色に複数の白帯がある。都市部に類似のホシミスジが生息する地域もある
【分布】北・本・四・九
【時期】5~9月(多化性)
【食草】フジ、クズ、ニセアカシア、ハギ類などの各種マメ科
【生息環境】雑木林、公園、農地周辺など
【庭に呼ぶために】フジなどの食草を植えることで発生する
ツマグロヒョウモン
【識別】後翅表の縁の黒帯と裏面の模様が特徴。メスは表の縁が黒い
【分布】本・四・九・南
【時期】4~11月(多化性)
【食草】パンジーや各種スミレ類
【生息環境】人家や公園、農地周辺などの明るい草原
【庭に呼ぶために】パンジーやビオラなどのスミレの園芸種の花壇をつくると、発生しやすい
ミドリヒョウモン
【識別】類似種が多く表での識別は難しい。後翅裏面の3本の白帯が特徴
【分布】北・本・四・九
【時期】6~9月(年1化、夏は夏眠)
【食草】タチツボスミレなどの各種スミレ類
【生息環境】樹林周囲の草地
【庭に呼ぶために】秋になると移動するようになり、花壇の花によく集まる
ゴマダラチョウ
【識別】黒色に白い斑紋がある。春型は次種と類似するが、黒色部が広い
【分布】北・本・四・九
【時期】5~9月(多化性)
【食草】エノキ、エゾエノキなど
【生息環境】樹林地で、公園や人家などの小規模な樹林にも生息する
【庭に呼ぶために】エノキを植えると発生しやすい。冬に根元の落ち葉を残す
アカボシゴマダラ 要注意外来生物
【識別】後翅の赤い斑紋が特徴。春型は白色になる
【分布】本(関東地方から各地に広がる)
【時期】5~9月(多化性)
【食草】エノキ
【生息環境】都市部~森林域
【外来種に注意】大陸から人為的に持ち込まれた外来種で、要注意外来生物に指定されており、発見した場合には駆除が必要である
アサギマダラ
【分布】北・本・四・九・南
【時期】5~10月(多化性)暖地で越冬し、春に北上、秋に南下する
【食草】キジョラン、イケマなど
【生息環境】海岸付近から山地の森林域まで広い
【庭に呼ぶために】成虫はフジバカマ、ヒヨドリバナなどによく集まるため、これらを植えると移動中に訪れる頻度が高くなる
ヒメウラナミジャノメ
【識別】後翅の裏の5つの目玉模様と波状の模様が特徴
【分布】北・本・四・九
【時期】5~9月(多化性)
【食草】ススキ、チガヤ、メヒシバなど
【生息環境】農地、林縁、河川等の樹林周辺の草地 【庭に呼ぶために】都市部では少ないチョウだが、自然が豊かな場所では、除草を徹底しなければ発生する
ヒメジャノメ
【識別】裏は、目玉模様に白帯がある。類似種コジャノメよりも地色が明るい
【分布】北・本・四・九
【時期】5~9月(多化性)
【食草】イネ、チガヤ、ススキなど
【生息環境】農地、河川、樹林周囲の草地
【庭に呼ぶために】やや暗い場所を好むため、庭木を多く植え、除草を徹底せずイネ科の植物を残す
サトキマダラヒカゲ
【識別】裏は多くの目玉模様と特徴的な濃淡の模様
【分布】北・本・四・九
【時期】5~6月と8~9月(多化性)
【食草】マダケ、アズマネザサなどのタケ・ササ類
【生息環境】雑木林などの森林。樹林が多い公園にも生息
【庭に呼ぶために】樹液の出るクヌギやコナラなどを植えると集まることがある
イチモンジセセリ
【識別】類似種が多いが、後翅裏の4つの白点①が一列に並ぶ
【分布】北・本・四・九・南
【時期】5~11月(多化性)。暖地で越冬し、世代を繰り返しながら北上
【食草】イネ、チガヤなどの各種イネ科
【生息環境】都市、公園、農地などの草地
【庭に呼ぶために】秋に個体数が増加し、花壇に多数が集まる
チャバネセセリ
【識別】後翅裏は、小さい白斑が弧状に並ぶ
【分布】本・四・九・南
【時期】5~11月(多化性)。暖地で越冬し、世代を繰り返しながら北上
【食草】イネ、チガヤ、ススキなどの各種イネ科
【生息環境】都市、公園、農地などの草地
【庭に呼ぶために】花壇によく訪れる。秋に増加するが、個体数はやや少ない
ダイミョウセセリ
【識別】前翅表の白い斑紋が特徴。近畿以西では、後翅表にも白帯
【分布】北・本・四・九
【時期】5,7,9月頃(多化性)
【食草】ヤマノイモ、ナガイモなど
【生息環境】樹林周囲の林縁環境を好み、森林や公園、人家周辺でみられる
【庭に呼ぶために】庭木を多く植え、その周囲にヤマノイモを除草せず残す
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